九州・熊本の有機米や自然米(無農薬米)など、安全にこだわりの米、野菜、果物を生産し通信販売(通販)を行なっています。

こだわりの米作り
環境(灌漑(かんがい)用水について)
雁回山
雁回山
昔、弓の名人がいて、この山の頂上から雁を弓で射落としていました。
そのうちに鳥は身の危険を察知して、この山を迂回して飛ぶようになりました。
そこから雁がまわっていく山ということで、雁回山という地名になったそうです。
立岡池
立岡池
昔、加藤清正公という武将が当地域の水田が水不足で困っていることを知り、大きな池を2つ造られました。今、重機で造っても数年はかかると思われる仕事を、人力で造ったことに、驚くとともに感謝でいっぱいです。
まわりには桜の木が植樹されており春には桜の名所で有名です。
この水が用水施設を通って私達の水田へと流れていきます。
有機水田
雁回山
那須自然農園では、安全な田畑(農薬を使わないから出来ることです)にこだわっています!
ここでは、那須自然農園の有機栽培と当地域の一般的なやり方(慣行農法)を比べてみます。
那須自然農園
慣行農法(当地域の一般的やり方)
1.土づくり(肥料)

緑肥(レンゲ草)をすき込みます。
地力が低い水田には少しの有機肥料をやります。
永く続けている水田では、レンゲもまかない完全無肥料栽培です。

種まき

化学肥料散布

害虫に弱い稲となり、農薬散布が必要となります。

2.種子消毒

温湯処理
60度の熱湯に10分間つけると、ほとんどの菌は死滅します

種子消毒

農薬(殺菌剤)処理

作業が楽である

3.種まき

うすまき(1箱に約80g)
太く強い苗ができる、農薬散布なし。
「苗半作」と昔からいわれるように稲作では強い苗を作ることが大事です。

種まき

あつまき(1箱に約200g)

細い苗となる、農薬処理(害虫予防薬)



あつまき

4.田植え

疎植(42株/坪)
風通し、陽当たりを良くして害虫を予防する

田植え

蜜植(60~80株/坪)

収量を第一に考えている、
病害虫が発生しやすくなる

5.雑草対策

土のトロトロ層を作り雑草の種が発芽しないようにする
雑草が生えたら1本1本手でとる

雑草対策

農薬(除草剤)散布

作業が楽である

6.害虫対策

疎植で予防
害虫が発生したときはササで落とします

害虫対策

農薬散布3回

JA等へ委託して行う、全く作業をしなくてもよい

7.稲刈り・乾燥

稲刈り:適期に収穫
乾燥:低温乾燥

稲刈り・乾燥

高温乾燥

作業時間の短縮

8.籾すり・精米

今すり米
籾ガラつきの状態で保管して少しずつ籾すりを行う精米は発送当日の朝から行う、お客様の好みに合わせた分づき

籾殻とり

籾すり

秋にまとめて籾すり、大型倉庫で保管